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2014.07.12(土)
VOL.1919

クラシックV

 だいぶ空いてしまいましたが、VOL.1918からの続きですゥ



 アーケード版『スーパーストリートファイターU』にとにかくハマり、遊ぶ事に明け暮れていたばちこう少年。

 過去の作品の流れからすると、最新作についてもスーパーファミコンへの移植が期待される所でしたが、当時知識が無いなりに、もしかしたら今回の作品は移植も難しいのかな、などと要らぬ心配をしたりしていました。

 というのも、ストリートファイターUダッシュターボ(アーケード版はこのタイトルでした)からスーパーストリートファイターUになるに当たって、大幅にゲームのスペックが上がったのです。

 まず、各キャラクターのセリフの数が大幅に増えました。それまでは、負けた時の断末魔的セリフ等はどのキャラクターも同じ声が使われていたのですが、スーパーストリートファイターUからは各キャラクターにそれぞれの声優さんが宛がわれ、同じやられ声でも全キャラクター分の声が用意される等、それだけで相当数のデータ容量が使用されていたはずです。

 他にも、単純にキャラクター数が増加したり、続投しているキャラクターにも新しい必殺技が増えたりととにかく追加要素が盛り沢山でした。その上で、スーパーファミコンの限られたスペックでは正直スーパーストリートファイターUの移植は難しいのでは…と勝手に考え、しかし期待もしつつ、何かしら発表が無いかと待ち望む日々を送っていました。



 そしてとある日、当時毎号買っていたゲーム雑誌『ファミリーコンピュータマガジン』の最新号を手にして、何の気無しに、本当に何の気無しに表紙をめくった所…。

 表紙をめくった次、つまり表紙裏と、更に1ページ目の見開きで、スーパーストリートファイターUスーパーファミコン版発売決定の広告がゥなんでしょう、こう身の毛がよだつような感覚というか、何か全身に湧き上がってくるような感覚だったのを今でも覚えています。

 もうとにかく狂喜乱舞で、特にストリートファイターに興味の無い友達にまで話してしまうしまつ、自分の事ながら相当嬉しかったんだと思います(笑)



 徐々に明らかになる続報に胸を躍らせつつ、迎えた発売日の1994年6月25日、土曜日でした。

 今回は隣町のゲームショップへ予約をしていたので、当日は大慌てでショップへ買いに行き、まず店頭のディスプレイでデモ展示されていたスーパーファミコン版スーパーストリートファイターUのゲーム画面を見て「ちゃんとキャラクター別に声が違う所まで移植されてるゥ」と感動し(ちょっとズレた着眼点)ウキウキで家に帰り、後はもうお察しの通りです捧ォ



 全くもって取り留めの無いお話になってしまいましたが、スーパーストリートファイターUは本当にのめり込んだゲームで、今でも発売日を忘れない程印象に残っているのです。

 あれから20年が経ち、ばちこうさんもすっかり大人になりました。







 が、今はお金にものを言わせて、ゲームセンターでバリバリつぎ込んで最新作の『ウルトラストリートファイターW』をプレイしています。何も変わってない。これがオチです。

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